雑感

日記

気温4.0度、湿度83%、気圧1022.5Pa、晴れ。 休み。特に有意義に過ごすつもりはない。『武器よさらば』第二十章まで。 いつでもどこでも できる将棋 AI将棋DSの奨励会モード現在1級。AI棋士初段に一勝。相矢倉。私は定跡をまったく勉強していないからずっと…

日記

気温12.5度、湿度31%、気圧1026.3Pa、晴れ。 月末処理や休み中の引き継ぎに追われる。 『武器よさらば』第十二章まで。しかし、これだけ豊富に盛り込んで、少しもストイックな雰囲気が壊れないのはさすがヘミングウェイだ。

日記

気温8.1度、湿度51%、気圧1029.6Pa、晴れ。 昨夜は仕事の件で心配になって眠れず。私は今週の水曜日に休みをとっているせいで、月末処理をはやめに終わらせなければならない。おまけに他にもいくつも仕事が山積みだ。愚痴ではなく、現状認識としてそうだと…

日記

気温7.8度、湿度75%、気圧1016.7Pa、曇り。 仕事。日曜日の仕事はどこか調子が狂う。午後、私が前から指摘していた最悪の事態が、なんの対処もなされずに起きてしまう。腹が立って疲れる。 武器よさらば (新潮文庫)の再読。毎日少しずつ読んでいる。第六章…

日記

気温8度、湿度59%、気圧1018.1hPa、曇り。 9時起床。シアターキノにて『ずっとあなたを愛してる』を鑑賞。素晴らしい作品。主演女優のクリスティン・スコット・トーマスの演技も最良のものだ。原題は"IL Y A LONGTEMPS QUE JE T'AIME"。監督はフィリップ・…

某所での出来事

彼がやったことを理解するには、彼を知らなければならない。彼を知らない人にとっては、当然常識はずれな、とっぴな、馬鹿げた行いにうつるはずだ。事実、彼の行いは愚かだ。だが、私は彼を責める気にはならなかった。彼を知っていたからだ。 ああだこうだ言…

生活について

幸福な時間というのがある。たとえば夜、好きな本をゆっくり読んで、うとうとしながら寝入ること。あるいは、素晴らしいコーヒー(マンデリンならなおよい)を飲みながら、軽やかで落ち着いた音楽を聴くこと。まだまだあるが、私はこれらがあれば充実した贅…

余裕なんてない

「しぐれ」は、川端が50歳のときに発表された。双子の娼婦のもとに、旧友須山と通う話。なんども遊んでいるうちに、どちらと寝たのかわからず、同時に語り手の個別性をも損なう様が描かれる。「二人で一人、一人で二人のやうな、このめづらしい娼婦には官能…

精神の垂れ流し

私はわりと古典的な人間だと自己評価しているが、自分の評価なんてものも信じていないから、実際はどうかしらない。だから他人が勝手に判断してもらって構わないのだけれど、という前置きをしておきたい。 本来は、こんなところに文章を書いている私が言える…

「ヒューマニズム」の自家中毒

人間を(一般的な意味での)理性をもった存在とみなし、理性をもたねば動物と同じだという人は結構いる。分からないでもないが、この場合、様々な問題をはらんでいることに留意しなければならない。理性がなければ人間でないというのならば、理性を失う疾患…

落伍者たち

「否定すること」と「受け入れる素地がないこと」は違うと思っている。私は、前者は全然構わないと思う。否定したとしても、それに反論されて自分が間違っていると認めたならば、訂正すればいいだけの話だから。後者はコミュニケーションを端から拒否してい…

成熟についての一側面

トンガっていた人もやがて落ち着く、というステレオタイプは、表現上忌避したいが現実たしかに多い。こんなことを言っている私もそうだろうと思う。落ち着くというのは、たとえば、それこそステレオタイプを気にしなくなる、あるいは現実との突き合わせで認…

雑感とCD

「法律は紙切れだ」というのは分かるんだけれど、それと同時に「犯罪者を憎む」と言ってしまうのは矛盾する。罪刑法定主義的には。 昔から、私は「ブログのコメント欄否定論者」だったわけだけれど、今は、「コメント欄を設けて話しかけられてもどう反応して…

ろくでなしは抹殺されるのか

社会的常識 - 黎明日記 問題は常識が「ない」ことではなく「実践できない」ことにあります。私は社会的常識を知っていますが、その範囲でおとなしくしている能力が「ない」のです。 タイトルからテオリアさんがろくでなしと言っているようなものですが、私は…

音と「音」と

レコードはアナログ方式によって音を記録していたが、CDはデジタル方式によって音を記録する。世の音楽マニアたちにとって、これは大きな変化だった。それは記録方法の違いがもたらした結果だし、その結果は主観的にも客観的にも違うことを意味している。 レ…

道具

「道具自体は悪ではなく、使う人が悪なのだ」。 問題意識自体が間違っていると思う。たとえばある道具を使って犯罪が起きたとすると、もちろんその道具を使った人間が悪いことはその通りだとしても、ではどのようにしてそれを抑止するのか。道徳・倫理という…

参ったなあ

ダイアリー 感動したので全文引用。ごめんなさい。 疲れて電車に乗ると、眠っている人が皆、犬みたいに見えます。私も眠りますが、私は猫の方が好きなので、猫のように眠っているつもりでいます。ミニブタを飼っている人はきっとそのように眠るのでしょう。…

微妙な失語症

補足というか。 脳梗塞など脳機能の障害が,一時的または持続的に言語の混乱を引き起こすことがある。俗に失語症として知られるものだ。(中略)言語の四要素(読書聴話)のうち特定のものにのみ発現する例もある。聞き取れるが発話できない,会話は可能だが…

書かない批評

書く批評はあらゆる表現の重荷を背負いながらも、読者なり作者なり、あるいは世間に対してアピール可能だが、いっぽう、書かない批評はアピールそのものの難しさをはらみながらも、その存在は確固としてありつづける。むしろ書かないことは書くことよりもず…

冗談としての世代論

私もわりと世代論は好きだが、ほとんど冗談のようなものだと思っている。ときに冗談は、本質に近いこともある。だからこの手の冗談は冗談と断った上でやると有益だと考えている。 増田で83年生まれはもっと怒れというエントリがある(わざわざリンクしないが…

断片

悪口というのは芸がなければ面白くない。芸のある悪口は感動する。たとえ自分にむけられても。悪口はつかいよう。 解釈をせずにありのままに受け止めよ、と、「芸術家」も「先生」も、今まで散々言い続けてきた。ありのままに受け止めることの不可能について…

断片

キリスト教と宗教と生き方の話。 闇黒日記平成二十年六月一日 詩篇とか - finalventの日記 日記的 - finalventの日記コメント欄もあわせて。 私も、なのでなんともコメントがしづらいけれど、こういう場合の「日本人は」という言葉には敏感であるべきだと思…

断片

うちのこの文書*1の名前を、いいかげんわざとらしいスノッブ風のフランス語*2から日本語になおしたい。けれども、いい名前が思い浮かばない。なぜアルファベットがよかったかというと、単純にアンチエイリアスがききやすいから*3です。つまり、見た目の問題…

思想と芸術についての考え

山口瞳をどうしても好きになれなかったのは、彼の創作物を理解しようとしなかったからだ。しかし、私はさいきんになって、ようやく山口瞳のよさがわかってきた。礼儀作法入門 (新潮文庫)は山口のロングセラーだが、小説家がエセーのたぐいでこうなるのは、私…

道徳の問題

解かりやすい真実よりも、解かりにくい真実の方が多い - 黎明日記 大体、ある理屈が目の前にあるとして、それが正しいのかどうかさえ、簡単に判断することはできない。正しいか正しくないかが簡単にわかるのなら、議論も、証明も、裁判も、デバッグも必要な…

余談

みんな大好きなファッション談義 - 黎明日記 「ファシズムを拒絶できるファッション」とは ファッションについて考えていることを教えてください - 教えて!goo ”ファッション”の語源をたどると、古代ローマ、ラテン語のFASCESに辿りつくと言われていますが…

断片

平等な人間関係とか、Win-Winとか、どれも理性(ここでいう意味は一般的な意味)の次元の話でしかない。恋愛にしてもなんにしても、無意識における支配/被支配の関係に気づけなければ、大事なものを見落とす。むろん、性差におけるそれは知らない。 「あなた…

断片

風邪を引いてしまった。朝起きてコーヒーを飲んでいても、コーヒーの味がしっくりこない。風邪薬を飲んだら昼間に眠気が襲って参った。口の中は口内炎ができて、鼻水、咳がとまらない。しかし食欲はある。朝:おにぎり、昼:豚キムチ丼、夜:おにぎりとサラダと…

断片

osakana blog - 日本の子供たちからインターネットが消える日を読んだ。ポイントは政府が馬鹿なことをしているから政治的に騒ごう、ということではないと思う。重要なのは、「フィルタリングソフトウェアを使わなくても問題なく情報社会で生きていけるような…

日記

25日に書いているけれど24日の日記。つまり、今日は明日だが昨日でもある。 今週が山場のあることの準備で午前1時10分まで、北海道と宮城県にしかない(らしい)ペペサーレで話し合い。迷惑な客だが、いちおう一人三品くらい注文しているから大丈夫(のはず…