2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

映画『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』において問題となったのは、写真が瞬間を切り取るものであるとするならば、映画はなにを映すものなのかということだとおもう。 アニー・リーボヴィッツが、スーザン・ソンタグの最期を撮った写真。彼女…

断片

平等な人間関係とか、Win-Winとか、どれも理性(ここでいう意味は一般的な意味)の次元の話でしかない。恋愛にしてもなんにしても、無意識における支配/被支配の関係に気づけなければ、大事なものを見落とす。むろん、性差におけるそれは知らない。 「あなた…

断片

風邪を引いてしまった。朝起きてコーヒーを飲んでいても、コーヒーの味がしっくりこない。風邪薬を飲んだら昼間に眠気が襲って参った。口の中は口内炎ができて、鼻水、咳がとまらない。しかし食欲はある。朝:おにぎり、昼:豚キムチ丼、夜:おにぎりとサラダと…

いのちの食べかた

昨日は、ニコラウス・ゲイハルター監督の『いのちの食べかた』を観ながら、近現代の哲学にについて思い浮かべることになった。それも、あまりにも単純かもしれないが、テクノロジーについてである。 映像が美しい。たとえばビニールハウスを丘の上から眺めた…

断片

osakana blog - 日本の子供たちからインターネットが消える日を読んだ。ポイントは政府が馬鹿なことをしているから政治的に騒ごう、ということではないと思う。重要なのは、「フィルタリングソフトウェアを使わなくても問題なく情報社会で生きていけるような…