2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

かくも単純なまなざしに

今回は煽り口調で。さて、もう禁煙して一ヶ月と15日くらいたつけれど、それで僕のことを尊敬するだのという話をされて、本当にうんざりした。 喫煙が健康を害するということ自体について慎重でなければならず、議論の余地はまだ十分にあること 禁煙それ自体…

テオリアさんのキャラ、つづき

黎明日記 - 俺は知的じゃないよ 黄色いガードレールの上で どちらも僕が前から思っているリアルのテオリアさんの像です。で、僕がイメージしているテオリアさんのウェブでのキャラ、というのは、普段はまあおとなしくしているけれど、何事かあればキレてメチ…

古泉一樹君みたいに見えるのはまあまあ許容範囲。

生意気でべらべらと喋って全然面白くないジョークやギャグをかます、という像についていえば、確かに彼とかぶるけれども。しかしそれにしても、黎明日記で「もちろんDQNで知的なキモメンもいるけどね。俺みたいな」って、自虐をやるなかで自分で「知的」とい…

禁煙は四日目までに勝負をつけろ

僕本人がすっかり話題にするのを忘れたという例なんて探せばいくれでも出てくるわけで、こんかいもやっぱり、同じようにして忘却の彼方にこの話題はあったのでした。 なんの話かといえば、 memorandum - Mon, October 16, 2006 で「宣言」した禁煙です。 結…

浮気をどう乗り切るか

黎明日記 - 意味わかんねー 僕もかなり前半までしか読んでいません。ポルノチックな描写があんまりうまくなかったから。情けない(やられている)身の上なのに興奮してしまった、とか、そういう話なら読んでいて「うっわー(大苦笑)」とかなりましたけれど…

熱を出して治りかけ

熱を出していた。平熱時よりも気分はよかったが、喉の調子は最悪だった。今日の朝になってやっと平熱にもどった。まだ喉は痛い。そんな時に飲んでいるのがローソンで売られていた「FITNESS WATER 9.0」という台湾製の軟水。ボトルデザインはアレイの形で、飲…

アマチュアとカースト制

言語学におけるガリレオ的な変革者として名高いノーム・チョムスキーは、9.11以降、日本人にもひろく知られるようになってきた。それは、彼が、本領である言語学のみならず、社会問題について強烈なまでの言論活動を行っていることが知られてきたためだろう…

Amazonで注文した商品一覧

バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック〈2〉 (中公文庫) グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) リヒテル名演集 モーツァルト:ピアノソナタ集 それぞれリンク先を見てもらえればわかるけれど。フィツジェラルドは村上春樹さん…

文章表現

monologue : Stories // Same Old Story - 211 メールマガジンで読んで面白かったので。「ぞっとするような音」という表現が秀逸。どこにでもあるような言葉だけれど、それがこのように効果的に書けているのは凄い。 作者のイソムラさんには、なにかとお世話…

お香

ずっとお香をきらいしていて、しかも中々買いに行けなかったのだけれど、今日はたまたま用事があって買い物に行ったらあったので買ってきた。僕はリーズナブルなわりにそこそこ香りがいいお香をよく買うのだけれど、そのシリーズで、いつのまにか「ゆき」な…

社会性とか常識とか

僕は成人としては完全に出来損ないなので分からないのだけれど、日本人の横並び意識がダメだ、とかいうくせに、従来の協調性を重視した社会性や常識を子どもに教えるのって矛盾じゃないんですかね。能力を最大限に引き出すために出勤時間は自由がいい、とか…

同族に嫌悪する

つまり、僕が関わるであろう分野には、僕みたいにうるさいのがたくさんいて、それぞれが納得がいかないで、イライラして、「ああすべきだ」「こうすべきだ」という「べき論」が多く語られているということです。その中の一人に僕がなるのだと考えるとぞっと…

ままあること

怒っても仕方がないので、いつも怒らない。怒りそうな時は、腹の中が沸騰する瞬間に液体窒素をぶっかけたような状態になる。怒っても怒らなくても、身体には悪そうだ。

五時間目、視聴覚室から

小雨、薄暗闇。街灯、ビルの光、車のライト。濡れる道路。

帰り道

よく分からないけれど旅行にいきたくなったので、西に10丁ほどいってみた。もちろんそんな距離じゃまったく旅行になんてならないわけで、ただ、夕陽もない日暮れの、薄い透明な群青色のなかを歩いただけだった。家は光がともされて、その光で銀杏の黄色が映…

ストローブ=ユイレが上映される

ストローブ=ユイレの軌跡1962-2006 僕が東京にいたころにやってくれてれば必ず行ったのに……。残念すぎる。

文学にかんする対話

黎明日記 - 読書の定義って何? #4 エクリチュール(ècriture)という言葉を定義するのは難しいのです。たとえば、ジャック・デリダがいうところのそれと、ロラン・バルトのいうそれとは別物だったりします。多少の解説をすれば*1、一般には、エクリチュール…

キモイはてなユーザーでなにが悪い

はてなとともに歩んだこのン年。今更恥じも何もあろうはずがない。しなもん大好きで近藤さんアメリカで頑張ってと応援してしまう人間にとって、全身で表現できるはてなラブ感はこれしかないと思う。 「はてなパーカー欲しい!」

読書の「書」

テオリアさんが「読書の書ってなんだ」とか言っているけれど。「本を読むこと」という定義なら、エロ本だろうがゴーマニズム宣言だろうがアンナ・カレーニナだろうが同じです。そりゃそうでしょ? ただ、定義を世間一般での話ということにすればエロ本はまず…

自意識は自意識によって征服されるか?

阿部和重氏のデビュー作『アメリカの夜』を再読。自意識の小説、と呼ぶことが、もし不正確でないのであれば、この小説は自意識を描いて成功しているといえるし、また、自意識を突き詰めればオーソドックスなところにどうしても回帰してしまうという意味で、…

文学の立脚点

黎明日記 - 読書の定義って何? #2 ロシア文学として名高い「罪と罰」なんかはあらすじを読む限り高尚なライトノベルにしか思えないわけですが、文章量が多すぎてとてもじゃないけど読めない。逆に日本の「文学」とやらは舌足らずすぎて難儀する。そんなわけ…

『ボヴァリー夫人』第一部p.31

ある日、三時ごろに訪ねて行った。みんな畑に出ていた。彼は台所にはいったが、すぐはエマの姿に気がつかなかった。窓びさしがしめてあった。板の隙間をもれて陽の光が細長い線を石畳の上に引き、なおその光が家具の角にあたってくだけ、天井にふるえていた…

現実となるかiPhone

APPLE LINKAGEに何気無く記事となっているけれど。iPhoneが出るとしたら、やはりソフトバンクからでしょうか。もし出たら、乗り換えるかもしれない。問題はデザインだけだ。僕は、iPod nanoのようなアルミニウムのボディが嫌いなので、それを以外ならば、あ…

SANKEI EXPRESS

SANKEI EXPRESSがけっこう話題になっている。日頃新聞はおろかマスコミ全般が大嫌いで、テレビすらつけることがない僕なんかは、もちろん「そんなものいらん」というかと思えば、実は逆で、もの凄く購読したい。 この理由のひとつには、朝からMacの前に座り…

一日がはやい

日記の続きを書こうとしたら、もう日付が変わっていることに気づく。明日からは三連休で、しかし僕は、実習のためにあれこれと準備をしなければならず、それも僕の家で行われるために、部屋を片付けなければならない。服を洗濯し、ビール缶とゴミを捨て、床…

マリー・ンディアイを覚えたかい?

帯紙の裏の紹介では、 「セネガルとフランスの混血作家、ロブ=グリエ、ル・クレジオらが絶賛するフランス現代文学の旗手マリー・ンディアイ、本邦初訳。サスペンス溢れる眩暈の世界、リアルな奇想、微細な心理描写と酷薄なユーモア、そして悪夢の果てに訪れ…

カヒミ・カリィさんが反則的なまでに美しい

新しいアルバムが出たそうですが、僕はファーストアルバム『クロコダイルの涙』をiTunes Storeで買ったのでした。 渋谷系の歌姫としてのカヒミさんという捉え方は、むろん間違っていないだろうし、それはそれで中々理にかなった分類の仕方なのだろうけれど、…