2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『ボヴァリー夫人』第一部

りっぱなかまえの農場である。開いた入り口ごしに、厩の中でふとった耕作用の馬があたらしい秣棚でしずかに食っているのが見えた。建物にそって大きな堆肥がおかれ、そこから湯気が立ちのぼっている。牝鶏や七面鳥にまじって五、六羽の孔雀がコー地方の養鶏…

今更リアリズムについて考える

リアリズム(写実主義)の基本にたちかえって、ここではフローベルの『ボヴァリー夫人 (新潮文庫)』を再読してみようと思う。で、気になった箇所や感想を書きとめるようにしていくのが今日からの課題。 むかしも同じような意図をもって読み始めたはずなのに…

え、Mac? 別に買わなくてもいいんじゃない?

15Pub ? 「僕に対して、Macを買うように説得してください。」と渋谷Apple Storeの店員さんに聞いてみた 笑いました。でもたしかにその通りだよな、と新参マカーの僕も思います。たしかにMacは可愛いし、Intel CPUからは滅法高速ですが、Windowsから乗り換え…

断片

ある種の毒が薬であるように、ある種の感傷もその人を癒すかもしれない。「いや、そんなことはない」――とにかく――「定義の問題なんだ」「そのとおり」――感傷の定義、癒しの定義――あなたたちはずいぶん悲しそうな人たちね、そうやって――自然な感情というやつ…

断片

もう禁煙何日目かは忘れた。この日記を読めば分かるんだろうけれど。 黎明佐賀 - 月末まで禁酒禁煙二日目。いや、その理屈はおかしい。解明されたから出来るとは限らないので。 さあいうぞ、せえの、「僕はコミニュケーション教が大嫌いだ」。

日記

禁煙八日目。何を勉強しているんだか。 まだ寝る前だ。つまり、日付は変わっているけれど、僕はまだ昨日にいる。 寝る前に『cure jazz』を。そして一杯の水を。

日記

禁煙七日目。 視知覚系のレジュメおよびKeynoteでのスライド作成に悪戦苦闘。結局、教科書でそこを担当している人の本を買ってきた。 で、久しぶりに本屋に入ったら、昔の血が騒いで、大変。全身の毛穴という毛穴が開いて、血でも吹き出すんじゃないかという…

禁煙六日目。前日は飲み会。 黄色いガードレールの上で。言及先の文書は連載初回のやつを読んで、「ああ、頭の不自由な方なんだな」と思ってそれ以降読まなくなった。たとえば企業価値を高める新メールソリューションで、間逆なんて平気で書いてしまうあたり…

雨のち曇り。禁煙五日目。 自分と周りのことで手一杯。世界のこととか政治は、もちろん重要だけれど、それはあくまで形而上の出来事でしかない。つまり、政治は、形而上学的に語られなければならないのだ、悲しいことに(本当は悲しんでなんかないけれど)。…

曇り。禁煙四日目。 実習報告会。 疲れると煙草が欲しくなる。ご飯を食べた後も欲しくなるけれど、それは我慢できるのに、疲れたら煙草を美味しそうに吸う自分を想像してしまって我慢ならなくなる。もちろん我慢するけれど。 疲れた。疲れにも心地よいものと…

楽しい楽しい禁煙生活。 マゾになる。嫌なことに快楽を感じる。というマゾヒズムを身につければ、禁煙もなかなか楽しいものです。だって、自分の体がこんなに何かを欲しがっている、というのは、もの凄く面白いことではないですか。 しかし、今日の札幌市の…

グラスが割れた。充電式の掃除機を使おうとしても、充電していなくて使えなかった。 今日から禁煙。一生するつもりだけれど、僕が禁煙するといって一ヶ月続いた試しは一度しかない。とにかくニコレット。 本から引用しようとした箇所を読みなおしたら、もの…

ウェブに必要なのは、明文化されたネットマナーではなく、個々の倫理ではないか。「個人」ということを強調する知識人たちは、殊に倫理をもちいて秩序を思い描いた。ウェブは、良くも悪くもそうした「個人」の集合なのだから、彼ら知識人の思考は今こそ必要…

冬の気配。 晩になってやっと平熱。 東京にいた頃の精神状態を思い出す。懐かしくもあり、もう戻りたくないとも思う。 眼鏡が壊れる夢。蝶番が緩んだりパッドが落ちたり。「どんどんバラバラになるなあ」と思っている。けっこう不安? 実際に体験したことがあ…

寒い。 最近はモノクロの写真が好きなのだけれど、デジカメとPCを繋ぐコードをなくしたので、携帯で撮るしかないのがネック。 『競売ナンバー49の叫び』ピンチョン―現代文学というラインはかなりの妥当性をもっていると考えるのは当然だけれど、果たしてそれ…

携帯で撮った安いワイン。 傷は乾かすととりあえず塞がっているようにみえて、瘡蓋なんかにかるけれど、瘡蓋をとればまたすぐに中の血がドロッと出てくる。こういうのはわりに人間の身体にマッチした現象で、こうした物理的な傷だけでなく、心の方も同じなん…

風邪を引いた。雨時々曇り。 活字中毒R。の記事。僕もこの鴻上尚史さんのコラムを読んだけれど、ちっとも目新しいことではないなあ、という感想を持っていた。というのは、いわゆる面接系の書物にはよく、日本でもこのような面接方法がとられている、と書か…

8時51分起床。雨。 起きて、ノートの見直しで復習。生涯発達のA.L.Gesellは成熟優位説、R.J.Havighustは発達課題。Freudsはいうまでもないので確認しない。 ゲゼル(Gesell,A.L. 1880-1961)は、階段上りの実験を通して、身体的精神的な成熟を待たずに行う学習…

昨日は帰ってすぐに寝た。起きたのは今日の午前七時半。どれだけ疲れているんだか。 寝過ぎで頭が回らない上に、頭痛で苦しむ。 明日からの三連休に(知り合いとの接触が憚られる諸事情によって)なにも予定が入っていないことに落ち込む。帰りの時間帯はマ…

三時間授業。晴れ。 放課後、実習の話し合い。 吉田たかよしの本がAmazonから届いた。 帰ってすぐ寝る。1時40分ごろ起床。早すぎる寝、早すぎる起き。 『最強の勉強法 (PHP文庫)』を読了。現在『脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)』を三分の一ま…

某さんと話し合い。色々。基本的に修羅場を引きつける才覚だけは僕に備わっているので、今回もそうなりそう。もちろん、そうならないように努力は最大限するけれど。 そういえば、朝、自分で前髪を切った。なんか揃ってる。 洗濯物が溜まる。というか、着る…

飲み会。体力は持たないだろうな。 嫌われることには慣れているし、僕を嫌う人のために生きているわけでもないので、全然気にならないけれど、どうして女の子って(つまり僕を嫌っているのは女の子のわけだけれど)こうも簡単に好き嫌いを決めてしまうのだろ…

もっとスマートに、シンプルに物事を考えたり処理したりするやりかた。 日本は人口が多すぎるんじゃないかと思う。これから少なくなるようだけれど、個人的な死の感情を除いて言えば、そこそこまっとうな国になってくれるのではないかとすら思ってしまう。も…