帰り道

帰り道の自転車

よく分からないけれど旅行にいきたくなったので、西に10丁ほどいってみた。もちろんそんな距離じゃまったく旅行になんてならないわけで、ただ、夕陽もない日暮れの、薄い透明な群青色のなかを歩いただけだった。家は光がともされて、その光で銀杏の黄色が映えていた。