断片

反復

  • 昨日、アラン・ロブ=グリエが亡くなった。ショックではあるが、そうだよなともおもう。日本語で読める最新の本は2004年に出版された『反復』(白水社)だろう。これは傑作で、訳もすばらしい。訳者は平岡篤頼さん。平岡さんも2005年に亡くなってしまった。私が本物の天才だとおもっている人々は、次々に鬼籍に入る。そういうことを経験する年代(私の)なのだろうなあともおもう。ロブ=グリエの最新作は"Un roman sentimental"ということらしいが、いつ翻訳がでるのだろうか。
  • つれづれとおもうことをなんの意識もせずに書いたら上の文章になった。読み返すと、すごく単調で驚いた。「〜(だ)が、〜。」が5つ。7つの文しかないのに。こういう性格だということか。
    • あまりにもひどいので直した。del要素を使おうとおもったけれど、ソースにも残したくなかったんだ。
  • 桜のさくころに東京に行きたい。京都もいいが、自分が過ごしたことのある場所で、ぼんやりと桜を見たい。晴れた昼に、青い空の下で。