2008-01-24 断片 雑感 読書 もはや皆さんご存知だろうが、ここ札幌は大荒れ。朝外に出、昼に外を見、夕方に帰る、という三度の外出で、景色が一変するダイナミックさに圧倒された。とか紋切り型のことを書いてますが、本当なんですって。 貧血がヒドい。座りながらのびたら貧血になるし。 村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋)を読んだ。「マラソンやトライアスロンといった「過酷」な状況に身を置くことによっていかに自分は考えてきたか」ということがテーマだと読む人は、ちょっと違うなあ、と思う。間違いではないけれど。僕は、「老い」ということの折り合いについての本だと思いますよ。たとえば隣に、三島由紀夫を置くと、その対比がよく分かる。