梨状陥凹(梨状窩)の位置

ある人と嚥下の話をしていたら、梨状陥凹の位置が分からない、と言われて、上手く応えられなかったので、梨状窩OR梨状陥凹 位置 - Google イメージ検索で調べてみた。画像を転載するのが気が引けたので、気になる人はリンク先からどうぞ。
梨状陥凹は下咽頭に属していて、咽頭部の両側にある深い陥凹のことをいう。梨状陥凹は食物が貯留しやすい。その原因として、「下咽頭収縮筋の機能が悪く、特に輪状咽頭筋の開大が不十分で、食塊が食道に進入できない」(摂食・嚥下リハビリテーション 第2版, p151)ことが挙げられる。同じように食物が貯留しやすい場所として、喉頭蓋谷がある。これは、舌根と喉頭蓋の間に位置する。