日記

ブラームスはお好き (新潮文庫)

  • 晴れ。昨日は雨の予報だったのに。
  • フランソワーズ・サガンをはじめて読んだのはいつなのか、まったく思い出せない。今から三年前に亡くなって、日本の新聞各社はとりあえずは騒いでみた。それっきり彼女の作品について言及する人を見かけないが、こんにちの日本の女性作家で、サガン的な人はどれほどいるだろう。いや、サガンになりたくてなれない人がたくさんいたのである。そして、女性読者も、「サガンくらい読んでいる」と言う人もあまり見かけなくなった。これはどういうことだろうか。サガンの文章は、まだ生きていると私は思う。
  • 大変な仕事が隔週である。明日がその日で、今日はその準備に追われる。