日記

  • 気温12.9度、湿度86%、気圧1014.5Pa、曇り。
  • 仕事。のち、ボーリング。もちろん下手である。
  • 民主主義とはよくわからない。この「民」とは誰のことを言っているのだろう。少なくとも、マスコミなどで頻繁に行われている「世論」調査なるものの主体がその「民」であるなら、民主主義とはろくでもないものに決まっている。昨日ある人を支持していた人が、今日はその人を支持しないというのは、とても信じられうる人間のすることではない。
  • 主張は一貫しているべきだ。むろん、その主張が誤っているのであれば、転向もありうる。が、それはあくまで恥と考える。恥のない人間があつかましくも「あんたはダメだ」などというのは、まさしく字義通り、厚顔無恥というわけだ。
  • ソクラテス - Wikipediaでは、以下のような記載がある。

    (スクラテスが)「アテナイの国家が信じる神々とは異なる神々を信じ、若者を堕落させた」などで公開裁判にかけられることになった。アテナイの500人の市民がソクラテスの罪は死刑に値すると断じた[1]。[中略]しかし、ソクラテスの刑死の後、アテナイの人々は不当な裁判によってあまりにも偉大な人を殺してしまったと後悔し、告訴人たちを裁判抜きで処刑したという[2]。告訴の背景には上記の他にもペロポネソス戦争とその後の暴政など複雑な事情があったと考えられる。

    告訴人が悪いことは言うまでもないが、それを支持したアテナイの市民もまた、悪いのだと言いたい。が、現代の「世論」は、「後悔」すらしていない(ように思われる)のだから、少なくとも彼らは、無恥ではなかったのかもしれない。