日記

  • 気温13.1度、湿度86%、気圧1017.4Pa、雨。
  • 仕事。比較的ストレスなく仕事が捗る。が、昼休みの十分ほどの昼寝はただただ眠ってしまう。
  • どんな仕事も農作業みたいなものだと思った。作業一つ一つにたとえを当てはめてそう思ったのではない。草をむしったり、耕したり、そういうことと、たとえば生徒にものを教えるのは、どれほどの違いもないのだと思う。職業に貴賤なしという話ではない。いや、貴賤と言ってもいいが、それよりは、虚無的な感覚に近い。価値の剥奪に耐えうるほどの違いはないという感覚。テレビで、これとはまったく違う話の中で出てきた農作業をするお年寄りの姿をみて、なんとなくそう思った。肉体的な疲労とその対価は、いくらソフィスティケートされた職業でもあまりかわらないような気がする。逆に言えば、仕事とはそういうふうに淡々とやるものなのだとも思う。様々な関係性やら数字やらに追い回されるのは、仕事ではなく、仕事ではないなにものか、自分でも把握しきれていないなにものかと闘っているに過ぎないのではないか。